この記事ではカップ麺の値上げについて紹介いています。
ついこの間まではカップ麺がディスカウントショップで100円前後で買えていた記憶があるのですが、度重なる値上げで、希望標準小売価格は200円超え、安売りしているスーパーでの価格が100円代の半ば前後と約1.5倍値が上がってしまいました。
カップ麺の値上げの理由
2023年6月から、日本の主要なカップ麺メーカーは製品価格の大幅な引き上げを行いました。
価格改定の主要な理由は、以下の通りです:
価格改定の背景
原材料の価格上昇(特に小麦、調味料、包装材料)
エネルギー費用の増加
物流コストの上昇
各メーカーの価格改定詳細
日清食品はカップヌードルなど約170アイテムの価格を10〜13%引き上げました。
他の大手メーカーである明星食品、エースコック、東洋水産、サンヨー食品、ハウス食品も価格改定を行っています。
価格の具体的な変更例
日清食品のカップヌードル(レギュラーサイズ)は税抜214円から236円へ
日清食品のチキンラーメン(5食パック)は税抜615円から680円へ
価格改定の影響
2023年の値上げは、2022年に続いて2年連続のものです。
カップ麺市場では価格帯の多様化が進み、節約志向の消費者への対応が強化されています。
消費者への影響
日本では年間43.4食という高い即席麺の消費量がありますが、値上げは家計に影響を及ぼす可能性があります。
メーカーは、原材料やエネルギーのコスト上昇に対して、効率化や合理化によるコスト削減を進めていますが、製品の安定供給と品質の維持を目的に価格改定を余儀なくされています。
このように、カップ麺業界は原材料の価格上昇やエネルギーコストの増加、物流コストの上昇などの影響を受けています。各メーカーは消費者のニーズに応えながら、これらの課題に対応している状況です。
まとめ
カップ麺の値上げについて紹介しました。
100円くらいで買えるのがカップ麺だと思っていましたが、事情が変わってしまいました。
希望標準小売価格がレギュラーサイズだと200円代前半、ビッグサイズが200円代後半という値段がメーカー問わずに当たり前になりました。
値上げの原因として挙げられるのが、原材料費や梱包素材の価格が高くなり、燃料費も高騰して、いろいろな物の物価高の影響を受けてカップ麺や即席麺も値上げにつながっています。
コンビニで売っているおにぎり一個の値段でカップ麺を買うことが出来た時もありましたが、おにぎりも値上げされていますが、カップ麺の値上げ幅が大きいので、現在はおにぎりよりも高価になってしまいました。
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