当記事では、私とカップヌードルの出会いを紹介いています。
私がカップ麺と出会ったのは、かれこれ49年くらい前の事。
私が小学三年生くらいだったと記憶している。
夏休みに、子供会という地域の子供と親、役員の方々が2台のバスに行楽地に日帰りで旅行し親睦を深めるという、恒例の行事の時で何味を食べたのかはハッキリと覚えていないのだが、確かしょうゆ味だったような気がする。
具材に当時としては珍しいエビが入っていたのも、うっすらと覚えている。
自動販売機で購入し、自動販売機でお湯を注ぎバスに持ち帰り、カップ麺創世記には標準で付いていたプラスチック製の透明なフォークで食べたのだ。
こんな新しい食べ物が世の中にはあるんだ?といった思いが子供の頃の私のカップヌードルに対する感想だ。
バス内では、私のほかにもカップヌードルを食べてた人がいたのを覚えている。
具材に使われていたエビなんて、当時はカッパえびせんのエビくらいしかなかったしリアルエビの味も知らなかった。
エビは高級なイメージしかない。
日本経済は高度成長期なのだが、農家の生活は決して豊かではない。
私の家は農家で晩ご飯のおかずは寂しかったという記憶があり、一般家庭の食卓のおかずでエビあるなんて想像もできない時代だ。
なのでカップヌードルのエビを見た時は驚きと、おいしさを持って歓迎されたんじゃないかと思う。
エビを身近に感じる様にしてくれたのがカップヌードルだと私は思っている。
少し経つと、他メーカーからも色々なカップ麺が発売されテレビのCMも流れるようになった。
記憶に残るのが、ヤマダイ食品の『うまいヌードル、ニュータッチ』、ペヤングソース焼きそばの『四角くてBigだろう』、カップスターの『食べたその日から~、味の虜になりました』というフレーズ。全て、カップ麺創世記の出来事だ。
私が食べて記憶に残っていて、復刻して欲しいと思うカップ麺は、エースコックのカレーヌードルで四角いカレーのルーが入っていてお湯を注いで待つ間に柔らかくなって3分経ってから混ぜて、ルーの形が無くなってから食べるというもの、1かけらのカレーのルーは斬新で、よく食べたものだ。
セイコーマートのプライベートブランドカップ麺で久しぶりに再会したのですが、今現在は顆粒状のルーになってしまい、とても残念な思い。
あとは、今では加ト吉ブランドになったが、カネボウフーズのカランメンテというとても辛いカップ麺がありよく食べていた。
明星のうまかめんも好きで毎日のように食べた。
チキンの効いたトンンコツ風な今までに食べたことのない味で、ご飯を入れて雑炊のようにして食べたのを思い出す。
振り返ってみると、かなりの数のカップ麺を食べていることに気付くのだが、現在進行形で今も食べ続けている。
人の体は、食べたものや飲んだもので出来ていると言われるが、私の体の5分の1くらいはカップ麺でできていると思う。
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