日清食品の「カップヌードルシリーズ」に付いてくるフタ止めシールが廃止されてWタブが当たり前になりました。
カップヌードルシリーズは1971年(昭和46年)9月18日の発売当時から基本的な味は変わっていません。
食べる為のフォークが付かなくなったとか発泡スチロール製のカップが紙製になったり改善と言えるマイナーチェンジを行っています。
日清食品はカップラーメンのトップブランドですので影響が大きいマイナーチェンジの時は話題になってきました。
カップヌードルシリーズにいつからフタ止めシールが付いてくるようになったのかは覚えていませんが、現在、販売されている商品にはお湯を注いでからカップヌードルが出来上がるまでの3分間にフタが開かないようにフタを止める為のプラスチック製のテープが付いています。
余談になりますが、私がカップヌードルを始めて食べた小学3年生の頃はフタ止めシールでフタを固定した記憶はありません。フタ止めシールが付いていたのか?も記憶にありません。
ただ付いてきた透明なフォークを使って食べたのは憶えています。それまで家庭では食べた事の無かった味付きのエビが入っていて贅沢感を感じながら、とても美味しかった。という記憶が鮮明に残っています。
どうでもいい情報ですけど、食べたのはバスの中でした。
当時の幼い私はフタ止めシールに気付かなかっただけなのかもしれないですし、フタ止めシールが未だ装備されていなかったのかもしれないし、事の真相は分かりません。
そのフタ止めシールがカップヌードルの何処に付いているかというと開封前のカップの底、賞味期限などの情報が刻印されている裏面を保護しているフィルム上に貼られています。
空けやすい様にフィルムの一部が閉じていない部分にフタ止めシールが貼られていて、ややもするとフタ止めシールの存在に気付かないかもしれない所にひっそりと貼られているのです。
日清食品の公式動画
食べる際フィルムをはがした時にテープだけを取っておき、お湯を注いだカップの自然に開いてしまうフタをシールを貼って強引に固定させるもの。
私は殆んど使わずにフィルムと一緒に捨てていたのでフタ止めシールが無くなっても影響はほぼ受けません、
が、しかし開いてしまう事を気にする方でフタ止めシールは必ず使っていたという方であれば大きな出来事です。
思うに一大事なんじゃないでしょうか。
でもそこは日清食品さんの事、そんな一大事になる事は想定済みでシールがなくても止められるよう開け口を2つにした新しい形状のフタ「Wタブ」を開発して採用しました。
懸念していたお湯を注いだ後にフタが開いてしまうことを考慮した新しいフタにリニューアルされています。
フタ止めシールを廃止するのは、日清食品さんの提唱する地球と人の未来のためにするべきこと、できることに今すぐ取り組んでいく「カップヌードル DO IT NOW!」プロジェクトの一環だということです。
フタ止めシールを廃止する事により、プラスチック原料の使用量を年間33トン削減できるとしていいます。
プラスチック原料メーカーとテープを作っていた企業は33トンの受注が無くなるので、違った意味で心配になりますが。社会全体がECOな方向に向かっている中なので仕方がないのでしょうか。
話がそれてしまいましたが、早く開け口が2つのカップヌードル達に会いたいものです。今から楽しみ!
地球温暖化で異常気象が当たり前のようになった昨今、私達にもエアコンの設定温度を高めにするとか出来る事があるので出来る事は行っていき、少しでも住みやすい未来であって欲しいと思います。
2021年8月13日
今日は盆入りの日。
たまたま食材の調達に訪れたスーパーで、やっと「Wタブ」のカップヌードルに会えました。
「カップヌードル」「カップヌードルシーフード」「カップヌードルカレー」「カップヌードルチリトマト」の「Wタブ」版。
Wタブのカップヌードル
Wタブのカップヌードルシーフード
Wタブのカップヌードルカレー
Wタブのカップヌードルチリトマト
Wタブのカップヌードル欧風カレー
Wタブのカップヌードルトムヤムクン
「Wタブ」がスタンダードになり、シングルタブ+フタ止めシールがあった事が忘れ去られて行く。
時の流れですね。
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